2018年度 関西大学 理系数学第4問
小問集合です。
(1) 数列
とする。このとき、漸化式は次式で表される。
この漸化式における特性方程式について解く。
漸化式は次式のように変形できる。
ここで、である。
(2) 解と係数の関係
3次方程式の解と係数の関係より
であるから
(3) ベクトル
OPは正方形の折り紙を上図の破線で折り返したときのOAと重なる。したがって、
は上にあるので正の数を用いて次のように表される。
より、
より、
のとき、PはOについてDと反対側にあることとなるため、である。
したがって、
(4) 確率
7枚のカードの中から4枚取り出す場合の数は通りである。
ここで、取り出した4枚のカードのうち、6, 7が含まれる場合、A=6&B≦5
6または7が含まれない場合、A≦5&B≧6
であるため、B<Aとなるためには、取り出した4枚に6または7が含まれていない必要がある。これを、前者の余事象と考えると
(5)
(は実数)とする。
...①
...②
②と①の差をとって
...③
③について、
これを①に代入する。
楕円①と円②が交わるためにはが値をもつ必要がある。したがって、上式でが値をもつためには、